2015年にアメリカとの国交が回復し、「“今”最も訪れるべき旅行先」ともいわれているキューバ。
そのキューバの首都・ハバナの旧市街は、世界遺産やキューバ文化遺産に登録されている素敵なところです。
ハバナの旧市街(オールド・ハバナ)は、ぶらぶら気ままに街歩きが楽しい!
広場で演奏しているキューバン・サルサの路上ライブに耳を傾け、屋台で売っているソウルフードを食べ歩き。昼間からモヒートでほろ酔い気分になりつつ、疲れたらカフェで休憩。
こんな感じで1日飽きずに楽しめます。写真多めで、ハバナ旧市街の街歩きの様子をどうぞ。
Contents
散策の拠点は、ハバナ中心部のCASA

ハバナ中心部の目印は、こちらの青空に映える大きな旧国会議事。この建物より東のあたり一帯が「旧市街/オールド・ハバナ」となっています。
地図で見るとこのあたり一帯が旧市街です。
オールド・ハバナ(ハバナ旧市街、スペイン語で、La Habana Vieja)は、キューバの首都・ハバナを構成する歴史地区である。オールド・ハバナと4つの要塞(フエルサ要塞、モロ要塞、ブンタ要塞、カバーニャ要塞)は、1982年に、「ハバナ旧市街とその要塞群」の名前で、ユネスコの世界遺産に登録された。
―Wikipedia「オールド・ハバナ」より
歴史あるエリアなんですね。旧市街散策は、旧国会議事堂の西側のあたりに点在している民泊施設「CASA」を拠点にするといい感じです。キューバでは民泊スタイルが普及していて、キューバ人の一般家庭に近い雰囲気の宿に1泊1,000円くらいで泊まれます。
CASAについては以下の記事で詳しく書いたので、ぜひどうぞ。

旧国会議事堂から街歩きスタート


旧国会議事堂を目印に、このあたりから街歩きをスタート。大通りにはクラシックカーがたくさん走っていて、さっそくキューバらしい光景が見られます。


開放感。


少しぼーっと眺めていると、かっこいい車がたくさん通ります。旧市街はもう少し東の方なので、道を渡って歩いていきましょう。


旧市街の手前側のあたりにも広場というか大通りがあって、手作りアクセサリーや絵画などを売っています。おみやげ探しにいいかも!
ヘミングウェイが愛したBARへ


少し歩くと、銅像のある広場があります。有名な「フロリディータ」というBARの前あたりです。


ピンクのかわいい外観で、観光客が集まっているところがあります。ここが作家ヘミングウェイが通っていたという伝説のBAR。フローズンダイキリが絶品なので、さっそく1杯ひっかけてもいいですね。


店内のヘミングウェイがいつも座っていたという席には等身大の銅像があり、観光客たちが並んで写真を撮っていました。生演奏もしていて、活気に満ち溢れた雰囲気です。
日常の生活感が見られるのも魅力


ただ歩いているだけでも、ちょっと面白い光景がたくさん。キューバでは路上でお花を売っているのがふつうの光景のようで、古い街並みながらも色鮮やかな感じです。


建物もきれい。クラシックカーがナチュラルに停車しています。


狭い道なのに、ときどきこんな車が通ったりします。シャッターチャンス逃しがち。


壁も鮮やか!!


猫がいました。


洗濯物が干してあったり。生活感が垣間見えます。


これが日常なんですね。


こういう何でもない風景がわりと良かったりする。


ふと公園とかも現れたりして、キューバ人の子どもたちが楽しげに遊んでいました。(ちなみにこんな感じの公園がWi-Fiスポットになっていたりします。キューバのインターネット事情は独特なので、こちらの記事もどうぞ)





公園の前。穏やかです。
点在する広場はキューバ人たちの憩いの場


旧市街の散策は、広場を中心にするといい感じです。
ここは北のほうに位置する「カテドラル広場」へ向かう道。だんだん開けてきます。


広場は観光地になっているので、5CUCほど払うと一緒に写真を撮ってくれる派手な衣装のお姉さんたちがいます。


広ーくなっていてまわりにカフェなどがある感じ。記念写真撮影にもおすすめのスポットです。


手作りっぽいお土産も売っています!
LA BODEGUITAのモヒートを堪能


飲んでばかりですみませんが、BODEGUITA(ボデギータ)というモヒートの有名店があります。これがお店の前。このあたりは旧市街のなかでも「オビスポ通り」の周辺で、賑わっています。


著名人のサインなどが飾られていて伝統を感じる店内です。


ここのモヒートは本当に絶品!ぜひ飲むべきです。生のミュージックも楽しめます。キューバで飲むべきカクテルの記事もあわせてどうぞ。


ほろ酔い街歩きはいいですね。


ごちゃっとしていますが、比較的治安はいいので安心です。
古い建物やウォールアートも楽しい


街自体が世界遺産ということもあって、建物を見ているだけでも楽しいです。色使いとかディテールの凝りかたとか、独特で面白い。


パステルな色合いのおうちは楽しい気分になります。


いたるところにペイントアートがあるけど、ストリートな感じというより、ちょっとパステルでシュールな感じ。変な絵もあります。


こういう感じとか。廃れ具合がなんともいえない。


駐車を禁止するだけでちょっとおしゃれ。


窓が素敵。


どこを見上げてもいい感じ。


中米っぽい装飾のお店もありました。


なんと、日本食店も!意外にも旧市街の雰囲気にとってもなじんでいました。
港のほうはゆったりした空気


港のほうにいくと、さらにゆーったりした空気が流れています。キューバは意外とシーフードが美味しいんです。


なんだかわかりませんが国旗が掲げられている建物があったり、


ヤシの木とかも生えていたり。こういうところに行くといつも思うけど、日本はもっとヤシの木を植えたほうがいいと思う。
キューバのソウルフードを食べ歩き


そんなゆったりした空気のなか、キューバ人たちのソウルフードを食べ歩くのもいいですね。
ここのトウモロコシ屋台には、人がたくさん並んでいました!


トウモロコシに、マヨ、ハバネロ、ワカモレなど好きなソースを塗ってくれます。まるごと豪快でいい感じ。


このコーンを使ったおやつは激安で売っていました。お砂糖がまぶしてあって、チュロスのような感じ。ちょっと小腹が空いたときにはいいかも。


キューバは暑いので、アイスもいいですね。アイスクリーム屋さんには若者の列ができていました。
キューバン・サルサの生演奏


欠かせないのが音楽です。旧市街はどこを歩いていても音楽が聞こえてくるのですが、それはこんなふうに路上で生演奏をしているから。チップ投げ入れ方式です。


パフォーマンス型もあるし、公園では通行人も演奏者もごちゃごちゃに踊りだす屋外クラブ型みたいになっていました。すごい盛り上がり。


公園にはこういう民族衣装を着たキューバ人たちもいて、雰囲気がよく出ています!
ビエハ広場にはおしゃれなカフェも


さきほどの広場から少し南のほうに、ビエハ広場というところもあります。


この近くには、有名なチョコレート博物館もあります。混んでいて中には入りませんでしたが、お土産としてチョコを買っていくのもいいかも。


観光客も地元民もいて、ここのチョコレートは美味しいらしいです!(食べたかった)


ビエハ広場には、いい感じのカフェがあります。


店内とテラス席とけっこうたくさんあるけど、いつ行っても混んでいるらしい。


テラスでカプチーノを飲みました。平和だなあ。


店内にはケーキとかも売っていて、わりと本格的でした。
まとめ:ハバナ旧市街ぶらぶら散歩でした


ハバナは首都のわりにそんなに観光地はありませんが、ぶらぶら歩いて街並みと空気を味わうのがキューバの楽しみ方なのかなーと思いました。
建物もきれいだし、クラシックカーは何台見ても飽きないし、人々は温かいし、キューバの魅力がぎゅっと詰まっているのが旧市街(オールド・ハバナ)です。物価はそこまで安くありませんが、宿代は安く済むのでお財布には優しいかなと思います。


こんな光景を見て、革命の歴史を感じましょう。
▼ハバナの交通事情はこちら



▼クラシックカーの写真をまとてフォトギャラリー化しました



▼これから行く方は事前準備を忘れずに



おわり。