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文章力は一生使える武器。ライティングスキルを鍛える必読本10冊

「文章力を鍛えたいけど、おすすめの本ある?」

という質問に全力で答えます。

私の本業はPRですが、文章を書くこととは切っても切り離せない仕事。広報関係のツールなどの他、ライターとしてメディアで記事を書くこともあります。

「書く」ことにはもう10年くらい向き合ってきましたが、3年前くらいに改めて基礎力を上げようと、文章・ライティング関係の本を読み漁りました。それらの本をまとめて紹介します。

今や文章力はライターだけのものではない

Writing book 1インターネットの時代になったこともあり、文章で自分を表現したり、伝えたいことをわかりやすく届けたりするための「言語化力」の大切さは急速に高まってきています。

文章力はもはやライターだけのものではなく、誰もが身につけたほうがいいスキル。文章を書きたければ、まずは読む!ということで、本で学ぶのはとてもおすすめです。

でも、どこから学べばいいの……?というのが多くの人が思うこと。というのも、「ライター」という括りは「スポーツ選手」と同じくらい広いから。

  • 小説やエッセイを書く人
  • 雑誌内で専門記事を書く人
  • Webでバズる記事を書く人
  • 広報ツール用の文章を書く人
  • インタビュー記事を書く人
  • 売るためのブログ記事を書く人

こうして見ても、必要とされる文章力はぜんぜん違います。日本人なら誰でも日本語が書けるはずですが、プロとして書く力をつけるには、自分の方向性にあった努力が必須です。

ただ、基礎体力はすべてにおいて共通。「文章の勉強をほとんどしてきていない」という人には、これから紹介する基礎力の本をとりあえずすべて読むのがおすすめ。

  1. 基本のルールを身につける
  2. 自分の好きな文章スタイルを見つける
  3. 生の文章から表現を盗みつつ書いていく

という流れでいくといいですね。

「ペンは剣よりも強し」ということわざがあるように、時に文章はものすごい威力を持って社会や誰かの人生を変えます。私自身も、文章で人生が変わったうちのひとり。早めのステージで身につけておきましょう。

文章力の基本を抑えるために必読の本10冊

というわけで、ここで紹介する10冊の本は、「文章を書きたいすべての人にとって基礎となる本」です。基礎=易しいというわけではないので、これらを全部読めばかなり力になると思います。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング

これは現在ライターや編集者として活躍する方々がこぞっておすすめしている、一番わかりやすい基礎の本。私のまわりではほとんどの人が読んでいると言っても過言ではないです。

誰でもできるようになる基礎のエッセンスが詰まっていて、実践的にわかりやすく解説してくれています。

「読み続けたくなる文章」がどういうものか、とても具体的な表記法などにも触れつつ書かれているので、これを読むと言葉選びがぐっとしやすくなります。

まず手始めに読むのにおすすめ。中身もポップな感じで、とても読み進めやすいです。

20歳の自分に受けさせたい文章講義

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ヒットとなった『嫌われる勇気』の作者で、ライター界では有名な古賀史健さんの著書です。

こちらも基礎中の基礎という感じで、文章まわりで活躍する人ならほとんどが知っている本。文章の基本の型を学べます。

「20歳の自分に受けさせたい」というだけあって、個人的にはすべての大学生の必須図書にすべき本だと思います。大学でレポートを書くようになって、「あれ日本語って思ったよりうまく書けないな」と気づいた人には絶賛おすすめの一冊です。

とはいえ、大学時代にきちんと文章を身につけなかった人が大半なので、大人が読んでももちろん学びがあります。わかりやすいけど、実践につながるノウハウが満載なので、ビジネスパーソンにも最適です。

あなたの文章が劇的に変わる5つの方法

「読んでもらえる文章」を書くための文章術が紹介されています。

表紙には「企画書・報告書・メール・SNS」とあり、人に物事を伝えるための文章に特化しています。感情的な文章というより、無駄のないシンプルな文章を書きたい!というビジネス寄りの人向けかも。

ビジネスパーソンでも文章が書けなくて悩んでいる人はとても多いですが、この本を読んだ後に「何かを書きたくなった」「文章を書くのが楽しくなった」という人が続出です。

出版後すぐに重版決定したほど売れた本。一生モノの文章力を身につけるべく、社会人になったら早めに読みたい一冊です。

10倍速く書ける 超スピード文章術

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「文章の書き方はなんとなくわかったけど、書くのにめっちゃ時間かかるんだよな……」

という人にはこちらを。ブックライターとして長年ご活躍されている上坂徹さんの著書です。

上坂さんは、膨大なインタビュー音源から1冊の本に書き上げる「ブックライター」のプロ。5日で本を1冊書く爆速ライターとして有名な方です。

「どうすれば悩まずに速く書けるか」に徹底フォーカスしているので、執筆スピードが上がらなくて悩んでいる、言葉を出すのに時間がかかる、という人には超おすすめです。

文章って、真っ白なところからいきなり書き始めるものじゃないんですね。それをやっていると当然時間がかかります。情報を整理し、構成を考えて、肉付けして、1文1文に落としていくというプロセスをちゃんと知ることができます。

伝わる・揺さぶる! 文章を書く

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宣伝会議主催の編集ライター講座でも長年講師を務める、山田ズーニーさんの著書。高校生の小論文指導に長年携わってきたエキスパートの方です。

山田ズーニーさんの名言の「文章には深層心理が現れる」みたいな話が個人的にとても好きなのですが、そういう文章を書くということの本質……的なこともわかる本です。

コミュニケーション手段としての文章というか、文章力とは一体なんなのか?みたいなこと。自分の頭で考えたことを伝える、という行為の意味から考え直せます。

新書だし、ちょっと毛色が違うのですが、これもライターなら全員読んでるのでは?というくらい有名な本です。

あたりまえだけどなかなかできない文章のルール

今さら聞けない文章の基本ルール、としてテクニックがまとまっています。

100のルールが書かれているので、辞書的に使うのもおすすめです。具体的なTipsが体系的にまとまっている本は以外とないので、持っておくといいかも。

著者の方は雑誌記者や書籍の編集などのキャリアを経ていますが、得意としているのはインターネット関連のコピーライティング。SNSやWebサイトの文章などにも強いので、現代のネット社会を文章力で生き抜きたい……という人には特に合ってるかも。

シンプルに書く!伝わる文章術

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実用文書に大切なのは、とにかくシンプルであること。

文章をちょっと勉強して自身がついてきた頃に、つい難しい単語や回りくどい表現を使いがちです。そんなときにシンプルに立ち返らせてくれる良書。

小説などを書きたいのなら別ですが、伝えるためのビジネス文書やメールやブログ、仕事やキャリア関連の文章においては、無駄なところを削ぎ落としてソリッドな文章にしたいものです。

この本では、実際の原文と改善案をあわせて紹介し、「こういう文章見るわぁ」という悪い例をどう読みやすく変えていくかがわかるようになっています。

武器としての書く技術

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イケダハヤトさんがわりと初期の2013年に出している本です。「30万人に届けて月50万円稼ぐ!」と謳っていて、いかにアーリーステージで書かれたものかが伺えます笑

ブロガー向けではありますが、ビジネスとして文章を書いていきたい人にもおすすめ。このインターネット時代に「書ける」ということがどれほど武器になるかを教えてくれます。この頃イケハヤさんは半端ない文量を書かれていたので、文章でいかにして人生を好転させるかというところは説得力があります。

私のブログの読者さんにこの本から学んでほしいのは、世の中にはどれだけ文章で人生を変えたい人がいて、彼らがどんなところでハードルにぶち当たっていて、今のインターネット界はどうやって築かれてきたのかという点です。

稚拙な文章や素人コンテンツも溢れているインターネットを俯瞰して見るために、この視点ももっておくのがおすすめです。

沈黙のWebライティング

Webライティングに特化したノウハウ本。この「沈黙のシリーズ」はいろいろあるのですが、これは通常のライティングとWebライティングがどう違うのかを知るためにはいい一冊です。

ちょっと古いのでSEOの話あたりは流し読みしてください。でも実際の旅館かなにかが題材になっていて、イメージしやすかった気がします。現在に至るまでのインターネット界隈の歴史と思って、読んでおくといいかもです。

結局、どんなにいい文章でも、多くの人に読まれて何かしらのアクションを起こさないと意味がないので。そう、文章のゴールって、読み手にアクションさせることなんですよね。

日本語表記ルールブック

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最後に、文章を書くことと長く向き合っていくなら持っておきたい一冊を。

日本語の基本的な表記のきまりやルールなど、書けるようになってくるほど外れてしまいがちな基本中の基本が、辞書的にブックになっています。

紙媒体で書いていれば編集者さんなどから学べると思うのですが、今や多くの人がWebデビューです。Webはちゃんとした人に見てもらわないかぎりテキトーでもバズるし、間違いがあっても褒められます。

でも紙媒体で書いたことのないWeb上がりの人の文章だなって、雑誌編集者とかが見れば一発でわかるんですよね。

WebにはWebのお作法があるので優劣の話ではありませんが、しっかりとした日本語表記を知ったうえでそのお作法を取り入れていけるのが一番いいです。一歩抜け出したいWebライターにおすすめしたい本です。

文章力・ライティングスキル向上で人生は変わる

文章力・ライティングスキルを鍛えるために必読の本10冊でした。

とはいえ、これを読んだだけでは上手くはならなくて、とにかく「読む→書く」を繰り返し続けないといけません。

最初に書いたように、

  1. 基本のルールを身につける
  2. 自分の好きな文章スタイルを見つける
  3. 生の文章から表現を盗みつつ書いていく

この流れが大切。この本たちでたどり着くのは①の部分なので、語彙や表現力を増やすには、専門ジャンルの本や小説を読むのも大切。いろいろな文章に触れて、自分の型をつくっていきましょう。

個人的な話をすると、私は文章を書いたことで何度も人生が変わってきました。書いていなかったら出会わなかった人もたくさんいるし、仕事も全然違ったかもしれません。言葉を操れると確実に人生がよくなります。

「広報PRの業務でライティングを活かしていきたいよ」という人は、こちらの本たちもおすすめなのでぜひご覧ください。

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おわり。

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