フリーランスになって考えた、最強のフリーランス名刺のあれこれ

フリーランスになって1年ほど経ちますが、名刺についてかなり調べまくり悩みました。

会社員のときは会社がきれいな名刺をつくってくれるけど、フリーランスだと自分で作らないといけません。

「どこまで情報を入れる?肩書はどうする?デザインなんてできないよ?自由すぎてどうすればいいかわからない!!」

という感じになると思います。

 

私は会社員時代にもフリーランスの編集&ライターさんやフォトグラファーさんとお仕事する機会が多く、「フリーランスの名刺」はたぶん何千枚と見てきました。

そのなかで気づいたことや経験などをシェアします。

 

フリーランスに名刺は必要?→もちろん必須

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「フリーランスに名刺は必要か?」

という質問の答えは、「職種にもよるけどほとんどYES」だと思います。

オンラインでいろいろな情報が共有できる時代とはいっても、やっぱり人に紹介される場や、はじめての打ち合わせ、交流会など、名刺が必要な場面が多いです。

個人的には「名刺交換会」などは意味ないと思っていますが、それでも紙一枚で可能性が広がるのでつくっておきましょう。

 

フリーランスは、自分がどういう方向に進みたいのかまずは2つの方向性をはっきりさせるといいと思います。

  1. 企業からも仕事を受けるビジネス系フリーランス
  2. 個人で事業をつくっていくインフルエンサー系フリーランス

 

どちらがいいというわけではありませんが、①が従来型のフリーランスで、②は最近増えているブロガーやYouTuberなどのタイプだと思っています。

どちらかと言えば、企業と取引をする①のほうが名刺の役割が大きいです。それぞれに合った名刺があると思います。

 

1. 企業からも仕事を受けるビジネス系フリーランス

企業を相手にお仕事をしていくなら、名刺交換をする機会がそれなりにあるはずです。

取引先もそうですが、その関連の会社だったり、イベントで知り合う人だったり、ビジネス系フリーランスは人の広がりが大きいです。

そしてその多くは「会社勤めの人」になるはず。

そのため、会社員の名刺から大きく型を外しすぎると、あまりよくない印象をもたれるケースがあります。大企業などはとくに……。

服装と同じで、あまり外しすぎずTPOを意識した名刺にしましょう。

●たとえばこんな職種
編集者、ライター、フォトグラファー、デザイナー、イラストレーター、広告・PR業、コンサル業、人事など

 

2. 個人で事業をつくっていくインフルエンサー系フリーランス

自分自身をコンテンツ化してファンを増やしていくような、インフルエンサー系フリーランス。

ビジネス職種以外のスキルで、自分の教室を開いたり生徒をもったりする人たちもいますね。そこまで含めると、どちらかというと女性に多いかもしれません。

こういう人たちはビジネス会議での名刺交換というよりも、個人の自己紹介カードのようなかたちで名刺を持っておくと役立ちます。

あまり従来の「名刺らしい型」は気にせず、個性を出してもいいのかなと思います。

●たとえばこんな職種
ブロガー、YouTuber、インスタグラマー、クリエイター、モデル、アイドル、料理家、旅人、美容・ファッション系、個人向けカウンセラーなど

 

フリーランスが名刺にのせるべきこと

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  • 会社名
  • 名前
  • 肩書き
  • 連絡先(電話・FAX・メール)
  • 住所
  • 関連URL

だいたい一般的な名刺にのっている項目はこんな感じだと思います。個人情報でもあったりするので、のせるかどうか悩むこともありますよね。

フリーランスの名刺に決まりはないので、必ずしも会社員の名刺と同じ情報がのっていなくても大丈夫です。

 

悩みどころ1:本名

本名じゃないといけない決まりはありません。

会社員だと基本的には本名ですが、フリーランスは個人の自由なので、ペンネームやビジネスネームでも大丈夫です。過去に名刺交換したフリーランスのなかには、本名を知らないけど優秀な方もたくさんいました。

「本名が書かれているから信頼できる」というのは過去の話なので、覚えやすいほうがいいと思います。

 

悩みどころ2:住所

自宅の住所はあまり書きたくないと思います。

今は郵便物を送る機会も少ないので、住所を名刺にのせる目的って「どのへんを拠点に活動している人か」を知るためですよね。仕事を頼むにあたり、打ち合わせしやすいかどうかは気になります。

私は【自宅がある都市⇔よく仕事で行く渋谷】の都市名だけを名刺にのせていますが、特に困ったことはありません。

「住所があるから信頼できる」は会社登記するときなどの話で、フリーランスにはあまり関係ないと思います。

 

悩みどころ3:電話・FAX番号

これは仕事によって使い分けかなと思います。

ほとんど電話連絡する機会のないオンラインの仕事(エンジニアやデザイナー)であれば、電話番号は必要ないかと。

でも、ライターなどは取材で電話をかけることもあると思うので、携帯番号は書いておくといいかなと思います。電話連絡が一切取れないと、少し不便に思われるかもしれません。

 

悩みどころ4:SNS

今やSNSも立派なビジネスツールなので、アカウント名を書いておいてもいいですね。あまりにも仕事と無関係なアカウントはやめたほうがいいかもしれません。

「偉い人とかに渡す場面もあるから、SNSはちょっと、、」と思うようだったら、SNSありバージョンとなしバージョンを使い分けてもいいと思います。

 

フリーランスなら、名刺上の肩書はとても重要

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何をのせるか?と同時に悩むのが、肩書はどうするか?だと思います。

肩書は、名刺交換という限られた時間で「その人は何ができるのか」を見極める大事なものです。大いに悩んで決めましょう。

たとえばライターなら、「ライター」だけでもいいのですが、「美容ライター」とか「フードライター」とかジャンルがあるだけで印象が変わります。なるべく狭めに、人と差別化できる肩書がよいかと思います。

 

肩書が複数あるのはどう?

最近は複業ブームなので、肩書は多いほうがいいのかもしれません。

自分がいくつかの異なるジャンルで得意とすることがあるのなら、すべて書いておくほうが付加価値が高まります。ただの「ライター」ならたくさんいても、「イラストも書けるライター」とか、「野菜ソムリエの資格をもつライター」とかだとオリジナリティが出せます。

まあ最終的には、自分がなりたいものを羅列しておくくらいでもいいと思うんですけどね。

「肩書は志」と以前だれかが言っていました。本当にそのとおりだと思います。

 

フリーランス名刺を500枚もらって気づいた事実

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たぶん合計500枚くらいはもらったと思います、フリーランスの名刺。

以前PR会社で働いていたこともあって、フリーランスのメディア関係者の方とかかわる機会が多くありました。だいたい以下のような方たちです。

  • 個人実業家
  • フリーランスライター
  • フリーランス編集者
  • フリーランスフォトグラファー
  • フリーランスクリエイター
  • フリーランスモデル
  • フリーランスブロガー&インフルエンサー

 

たくさんの名刺を見てきてわかった真実を列挙します。

 

肩書や得意分野がわかると次につながる

やっぱり名刺にユニークな肩書や得意分野が書かれていると、気になってURLを見てみたりします。それをきっかけに会話も弾むし、次の連絡にもつなげやすい。

顔写真がある人は覚えやすいけど……

名刺に顔写真がある人は覚えやすい。でも、のせかたによっては自己主張が強い人なのかな……と思ってしまうこともあって、どっちがいいのかな。。

情報が詰まっている名刺はつい見ちゃう

二つ折りでカード型になっている名刺とか、裏面に仕事内容がびっしり書かれているのとか、なんだかんだ見てしまいます。情報量が多いのはいいと思いますね。

シンプルすぎる名刺もつい見ちゃう

逆に、ほとんど情報のないシンプルな名刺も気になっちゃいます。裏面にURLだけドーンと書いてあると、見たくなりますね。単純にシンプルな名刺はセンスがいいので、好き。

バラマキ名刺と勝負名刺の使い分け

イベントや交流会用のバラマキ名刺と、ちゃんとお仕事につながるシーンで渡す名刺と、使い分けている人も結構います。名刺も1枚数十円とかしますし、もったいないですからね。

変わった形or厚みのある名刺は迷惑

個性を出すために変わった形にしていたり、すごく厚みのある名刺にしている人がいますが、正直ちょっと迷惑です……。名刺入れのなかで幅取るし、名刺ケースにも入らないですよね。

 

いろんな名刺があって本当に性格がでますね。

 

私自身のフリーランス名刺の変遷

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私自身のフリーランス名刺は、1年間でこんな変遷を遂げてきました。

  1. 急遽必要になり間に合わせでテキトーに作る
  2. 無料テンプレートから選んでダサい名刺を作る
  3. 海外サイトで発注したら、日本語フォントがずれて失敗
  4. また懲りずに海外サイトで発注し、紙の厚さを間違えて失敗
  5. もう無理なのでデザイナーの友人に発注

すごい失敗してる笑

そんなに強いこだわりはないんですが、ダサいのは嫌だなあと思ってきれいなテンプレートを選んでも、デザインスキルがないのでうまくいかず……。

最初から腕のいいデザイナーさんにお願いしたほうがいいですね笑

 

名刺をコロコロ変えるのはどうなの?

フリーランスは名刺をコロコロ変えるのもありだと思います。

名刺が変わるって自分が成長している証拠な気がするし、時代の流れもとても早いので。どんどん合わせて変えていけばいいと思っている派です。

一度会った人にも「名刺新しくしたんですよ〜!」って渡せば会話のネタになります。おすすめ。

 

フリーランスが名刺作るのにおすすめのサイト

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デザイナーさんにお願いするのが一番ですが、

  • 誰に頼めばいいかわからない……
  • まずは小さくやってみたい……
  • そんなにお金がかけられない……

という人におすすめのサイトを紹介します。

 

作成自体は無料でできて、豊富なテンプレートから選べるサイトのみ厳選しました!

  • カスタムデザイン名刺【whoo】
    カスタムデザイン名刺がつくれる。デザインがおしゃれで、クリエイター系の名刺におすすめ。ここが一番よかったかも。
  • デザイン名刺.net
    名刺のテンプレート数は全2000種以上!いろんなカテゴリがあるので好みのデザインが見つかるはず。即日発送も対応していて、急ぎのときにもぴったり。
  • ビスタプリント
    スタンダードな名刺なら安価につくれて、クオリティも十分。シーンを選ばない名刺ならここ。
  • Zazzle
    海外サイト。スタイリッシュでおしゃれなデザインが豊富。文字の配置は自分でカスタマイズできて、英語メインの名刺には最適。

 

すべて私自身も使ったことがあるサイトです。まずはお試しどうぞ。

 

まとめ:フリーランス名刺は早く作ろう

「まだ名刺を作るほどの活動はしていないし……」
「何も書いてないのに、ライターって名乗っていいのかな……」

という謎の謙虚さは必要ないので、フリーランスで活動する!と決めた瞬間、名刺は作ったほうがいいと思います。

さっきも言ったけど、自分の名乗りかたを決めることは、そのまま志になります。ちょっと大げさな肩書をつけた名刺でも、あとから自分が追いつくくらいの気持ちでOK。

たまに名刺に「駆け出しライター」とか書いてしまう人がいますが、そういうのはよくないですね。

自信をもって、自分のなりたいものを名乗りましょう。

おわり。