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部屋になじむ高級オフィスチェア、Steelcase Think / スチールケース シンク【レビュー】

在宅ワーク用に高級オフィスチェアがほしいけど、部屋のインテリアになじむか心配。ちゃんと機能性も高くてほどよくおしゃれなイスないかな。

という人にぴったりのオフィスチェアは、「Steelcase Think / スチールケース シンク」で決定です。

購入して3ヶ月ほど使用してとても満足しているので、レビューしつつ機能の特長やブランドの素晴らしさをお伝えします。在宅ワーク用のオフィスチェア選びに苦戦している人はどうぞ。

画像出典:Steelcase Inc.

Steelcase Think / スチールケース シンク を選んだ理由

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アーロンチェア、エルゴヒューマン、コンテッサ、リープチェア……。

世の中に存在する「高級オフィスチェア」と呼ばれるものは、だいたい有名どころが決まっています。

実際にいくつも座って試せるのがベストだけど、なかなか店舗に行けない人もご時世的に多いかも。高級オフィスチェアを細かくレビューしてくれているYouTubeやブログを見漁っても、どれが自分にとってベストか?を判断するのは難しい。。

これだけレビューが豊富にあるのに、以下のような私のニーズに合うオフィスチェアの情報に辿り着くのには苦労しました。

  • もちろん機能性は大事。定価10〜15万円くらいの高機能なチェアが欲しい
  • だけどデザインも大事。真っ黒くてゴツくていかにもオフィス!て感じは嫌
  • 在宅ワークで生活空間の中に置くからインテリアをぶち壊さないでほしい
  • 見た目がスタイリッシュで重すぎなくて機能がシンプルなのがいい

これを満たしてくれるチェアが、Steelcase / スチールケース というメーカーの「Think / シンク(通称:シンクチェア)」でした。

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こんな感じ。お部屋のインテリアになじむおしゃれさもありながら、機能性もちょうどよく理想的なチェアでした!日本市場ではけっこう中古が出回っているチェアなので、うまく探せればお手頃価格で手に入ります。

1912年アメリカ生まれのスチールケース社

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Steelcase Inc. は、1912年に米ミシガン州で創業したオフィス家具メーカー。当初は「メタルオフィスファニチャーカンパニー」と謳っていて、木や籐でできた家具が主流だった時代に鉄製の家具を普及させたパイオニアだったそうです。

ブランド名のSteelcaseは、当時開発して世界初の特許を取得した「スチール製の耐火ゴミ箱」が由来。それからキャビネットやデスクなども開発するようになって、3人で創業した会社が今ではなんと従業員数12,000人に!米国内だけでなく、南米・ヨーロッパ・アフリカ・アジアなど世界中に「ワークライフセンター」と呼ばれる体験型オフィスを構えています。

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こういうおしゃれオフィスが各国に。ここで働きたい……。従業員たちのオフィスとしてはもちろん、ワークプレイスの構築に役立つツールやソリューションを提案する場として一般公開されているので、誰でもスチールケース製品を体験して知ることができる。

環境保全を意識した製品づくりを大切にしているのもポイント高い!これは大事なことなので最後に紹介します。

» Steelcase Inc. のコーポレートサイト

「Think / シンク」は長時間座っている人のための代表モデル

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こちらがそんなスチールケース社の代表モデル「Think / シンク(通称シンクチェア)」です。エルゴノミクス(人間工学)に基づいて、人が1日を通してする「座る」という行為を徹底的に追求して長年かけて完成。チェア自体が「考える」ように動作するということで、Thinkというネーミングになっています。

根幹にあるインサイトはデンマーク工科大学、ミシガン州立大学、バーモンド大学の脊髄研究センターなどの著名大学機関との共同研究がもとになっています。また、実際のオフィスでの「座る」ことを観察し、実証するにはさらなる年月を費やしています。

ということで、すごそう……。難しいことはさておき、私にはこのチェアがぴったりでした。値段もお手頃で高級オフィスチェアデビューにはおすすめ。

Steelcase Think / スチールケース シンク の特長

シンプルながら機能がいろいろとあるので、紹介します。

座面はクッション、背もたれはメッシュ素材

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座面は広めで、柔らかすぎず硬すぎないクッション素材になっています。座面は前に向けてゆるっと曲がっているので、ふとももの裏が圧迫されず自然に脚が下へ向かってくれます。

そして背面はメッシュ素材。この「座面はクッション、背もたれはメッシュ」というのが個人的には理想だったんですよね。座面までメッシュだと座り心地がよくないからクッションがいいけど、背もたれは通気性があったほうが快適です。

座面は前後にアジャスト可能

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座面は前後に動かすことができます。人によって脚の付け根から膝裏までの長さってそれぞれなので、ここも自分にあった位置にしておくことで、長時間座ったときの快適さが違ってきます。左のアジャスターをつまみながら動かすと、移動して固定できる。

体重感知で動く背もたれリクライニング

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背もたれのリクライニングも高機能です。なんと、座る人の体重にあわせてリクライニングの強さが変わるらしい。身体が大きい人は急に倒れないようにゆっくりと、小柄な人なら力を入れなくても倒れるように柔らかく。有能すぎ。

リクライニングの深さはダイヤルで4段階に調整できて、もちろん動かないようにストッパーをかけることも。ぐにゃんぐにゃん動くほどではないけど、ちょっと寄りかかって作業したいときにほどよい倒れ方をしてくれます。

LiveBack™(ライブバック)システムで身体に追従

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この背もたれの部分の15本のワイヤー(フレクサー)が「LiveBack™システム」といって、身体の動きに追従してくれるらしい。メッシュでワイヤーだと硬そうに見えるかもしれないけど、このシステムのおかげで背中がフィットする感覚があります。

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腰のところにはランバーサポートがついていて、手動で動かせる。自分の腰のちょうどいい位置に持っていけば、さらなるフィット感です。

アームは3種類からチョイスできる

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アームの部分は、アームレス/固定アーム/アジャスタブルアームの3種類からチョイスが可能。私はたまたま予算と年式とカラーなどの条件があう中古チェアを見つけたら固定アームだったので、調整はできないタイプにしました。私の場合はあまりアームに腕を置くことがないので、きっと動かさないかなと。

固定は固定でちょうどいい位置にあるので不満はとくにありません。アジャスタブルを選べば上下にも稼働するし、位置もベストポジションに変えることができます!

ヘッドレストは後付けもOK

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ヘッドレストの有無もオプションです。布張りのヘッドレストで、自分にあった角度に調整もできるみたい。私はヘッドレストなしで使っているけど、欲しくなったら後付けもできるのは嬉しい。

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あとウィールはかなりスムーズで、なめらかに動いてくれて最高。高級チェアと安物チェアの違いって、ウィールの質に出る気がしてます。すいーっと動くと満足感が高い。

スタイリッシュでカラーバリエーションも豊富

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カラーバリエーションが多いのもシンクチェアの人気のポイント。オフィスチェアってどうしても黒になりがちですが、明るい色を選んでみてもポップにインテリアの一部になっていいかも。赤は「スカーレット」というカラー名。

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グリーンは企業のオフィスでもよく見かける色ですね。この色は「ワサビ」だそうです。オフィスが採用しているカラーだと、中古の出回りも多いんです。

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オレンジは「タンジェリン」。温かみがあってよいなあ。形がシンプルなので、ビビッドカラーでもそこまで激しい印象にはならないんですよね。

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私は真っ黒が嫌でホワイト〜グレーで探していたのですが、グレーにもいくつか種類があったりします!写真で見るとライトグレーがホワイトに見えたりもするので、選ぶときは注意しましょう。この写真は白っぽいけどグレーかもしれないです。

画像出典:Steelcase Inc.

Steelcase Think / スチールケース シンク の座り心地レビュー【小柄〜普通体型の女性の場合】

肝心の座り心地レビュー。

私がこれまでに座ってきたデスクワーク用のチェアはだいたい2万円程度だったけど、やっぱりそれとは1日中座っていた日の疲れ具合が全然違う

あまりいろんなチェアと比較はしていないけど、率直な感想は「ちょうどいい」という感じ。ものすごく包み込まれるような座り心地のよさや抜群のフィット感はないものの、たしかに身体全体をいい具合に支えてくれて、よい姿勢もキープできるから腰や背中が疲れにくい。

小柄〜普通体型くらいの女性でも、大きすぎることはないと思います。ただ、さっきも言ったように「めっちゃフィットするー!座り心地最高ー!」て感じではない。悪く言えば少し硬めなのかもしれないです。しっかりめというか、鉛筆の芯でいうとHBみたいな。Bや2Bの書き心地が好みの人には、物足りないかもしれないなぁ、という感じです。

でも美しい字を書くにはまずHBから始めるのが間違いないと思うので(何の話だっけ)、「自分の好みとか違いとかいまいちわからないけど無難にいいチェアが欲しいなぁ」という人にはおすすめ!

重要:創業時からサステナビリティに配慮しているSteelcase社

最後にとても知ってほしいことがあって、Steelcase社は創業当時からサステナビリティへの取り組みを真剣に考えているということ。今の時代、企業としてこういう意識があるかどうかは、私たちがモノ選びをするときにも大事な視点です。

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Think(シンクチェア)は、最大28%の再生素材を使用して作られていて、分解すればチェア全体の95%がリサイクルできるのです。個人でも工具さえあればたったの5分ほどで分解可能。解体しやすいように部品も最小限にとどめているので、軽量化まで実現しているというユーザーメリットもあります。

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さらにSteelcaseは企業として、2030年までのカーボンネガティブ宣言をしています。パリ協定の2050年を数十年以上前倒し、新たな目標設定をしているそう。

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こんな感じで詳しいレポートも公開しているので、購入前に気になる人は見てみましょう。サステナビリティに関して質問があれば、sustainability[a]steelcase.com にメールをすれば回答してくれるらしい(英語ですが)。徹底していますね。

オフィス家具という商材ながら、デザインから物流までのライフサイクルにおいて、人間と環境への影響を考えている。。素晴らしいブランドです。詳細はSteelcase公式サイト サステナビリティページからどうぞ。

Steelcase Think / スチールケース シンク を買うなら中古がおすすめ

あとの心配事は「どこで買う?」「いくら?」「配送や送料どんな感じ?」だと思うのですが、それについては別記事でまとめました。

自分に合った高級オフィスチェアを中古で見つける旅路【デスク環境向上】在宅ワークをするようになって数年。とはいえカフェやコワーキングで仕事をすることも多いし、とくに腰痛や肩こりに悩まされることもなかったので...

私はオフィスバスターズという中古オフィス家具サイトでしばらくウォッチしていて、よさそうなのが出てきたタイミングで購入しました。定価十数万円するものですが、全然きれいで中古感のないものが5万円で買えましたよー。

在宅ワーク環境を見直したいなーという人は、まずはチェアから!だと思います。モニターよりキーボードよりスピーカーより、まずはチェアです。よいイスに座って楽しく快適に作業しましょう。

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おわり。

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