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文章力をビジネスに活かす。セールスライティングを学ぶのにおすすめの本5冊

文章力の基本は身についたと思うけど、結局ビジネスに活用できないと意味ないんだよな……。

という人向けに、「セールスライティング」のおすすめ本を紹介します。

文字通り「セールス=売るための、ライティング=文章力」です。文章を書く目的にはさまざまありますが、何かを売ったり契約してもらったりというアクションを起こさせられるようになると、最高ですね。

セールスライティングは心理学や行動経済学も関わってきて、学問的にも古くから研究されているものです。もう一歩先に進みたい人はぜひ読んでみましょう。

もう一歩踏み込むセールスライティングとは

Saleswriting book 2

別の記事で、文章力・ライティングスキルを学ぶための本を10冊紹介しました。基本の文章力も怪しいなーと思う人は、まずはこっちを読むのがおすすめです。

文章力は一生使える武器。ライティングスキルを鍛える必読本10冊「文章力を鍛えたいけど、おすすめの本ある?」 という質問に全力で答えます。 私の本業はPRですが、文章を書くこととは切っても切り...

基本を身につけた上でセールスライティングに興味がある人は、何かを「売りたい」と考えていると思います。

売ると一言でいっても、今のネット社会では、いろんなパターンがあります。

  • 実体のあるモノ(商品)を購入してもらう
  • 自分のメルマガや有料コンテンツを購読してもらう
  • フリマアプリで出品したものを買ってもらう
  • オンライン講座などを受講してもらう
  • サブスクリプション型サービスを契約してもらう
  • コミュニティに入会してもらう
  • クラウドファンディングを支援してもらう

もともとはセールスと言えば「お金を払ってモノを買ってもらう」ことでしたが、今はいろんな形があるし、場合によっては金銭を伴わない取引きもセールスの対象になりえます。価値交換の形もいろいろになっているので、スキルの交換というケースもありますよね。

そして、インターネット上でそういった取引が起こるようになってきたので、文章の力はますます重要になってきていると考えられます。

「読んだあとに何かアクションをさせること」

セールスライティングの本質はここにあるので、今や売り買いにかかわらず、あらゆる行動に応用できます。学んでおいて損はないテクニックだと思います。

セールスライティングが基礎から学べる本

それでは本を紹介します。

セールスライティング・ハンドブック 「売れる」コピーの書き方から仕事の取り方まで

表紙のデザインがかわいいこちら、広告の父と呼ばれるデイビッド・オグルヴィ氏も大絶賛している本です。

米国で1985年に発売されて、セールスライティング本界隈では不動の人気となっています。一番有名な本といっても、過言ではないかも。

セールスライティングの基本がわかり、広告やブランディングなど、「売る」ことに特化したライティングを学べます。企業活動のために文章力を使っていきたいと考えている人は必読です。

小説のような人を感動させる文章と、人にアクションを起こさせる文章は、まったく別の競技。この1冊を読めば、とりあえず初めのステージには立てると思います。

 

究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル

なんだか胡散臭い和訳なのですが、25年以上前に米国で発売されたダイレクトマーケティングの超有名書籍「The Ultimate Sales Letter」を日本語化したものです。表紙もポップで、全然それっぽくないんですけどね。

著者のダン・ケネディ氏は、米国のダイレクト・マーケティング界を牽引する型で、彼に依頼した約80%がリピーターになっているとか。

古い本なので、基本的に「紙のDM」がベースの話になっています。そのため古さは感じるのですが、文章の役目は時代を経てもそんなに変わりません。大事なエッセンスがたくさん詰まっていて、今も昔も人間の心理って同じなんだなーと思わされます。

バイブル的な本なので、セールスライティングを学ぶ人は必ず読んでおきましょう。

 

ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則

これもバイブル的な本です。お値段が3,200円とかしていて高いけど、間違いない本だと思います。難しい本だらけで嫌になっているかもしれませんが、それだけセールスライティングって深いんですよね。

先ほども出てきた広告の父・オグルヴィの他、メンタリストDaiGoさんも絶賛しているそうです。帯によると「価格の10倍以上の価値がある」と。

かなりボリュームがあってタフな本なので、先に紹介した2冊を読んでみて「いけそうだ、もっと深めよう」と思った人におすすめです。

私もこれはざっとしか読めていないのですが、しっかり血肉にしたらかなり力がつくと思います。セールスライティングで売れる力がつくので、書籍代くらいはすぐに回収できますね。投資です。

 

人を操る禁断の文章術

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バイブル本続きで疲れてきたと思うので少し趣向を変えて、さっきの本を絶賛したというメンタリストDaiGoさんの本ですね。

「人を操る禁断の」というコピー、うまいですよね。さっそくセールスライティングの力が表れている気がします笑 DaiGoさんはメンタリズムのプロなので、もちろんその視点も入っているのですが、「昔からある有名書籍の内容を現代風にわかりやすく噛み砕いてくれている」といっても間違ってはいないかもです。

複数の書籍からエッセンスを抽出し、大衆向けにわかりやすくギュッとした感じ。最初にセールスライティングは心理学や行動経済学にかかわってくる、と書いたように、DaiGoさんの専門である人の心に大きく関係があります。「どういう文章で人は動くのか」がかなり具体的に示されていてイメージがわきます。

すぐに使えるテクニックもたくさんあるので、バイブル本で挫折した人もぜひ読んでみるとよさそうです。

 

ネットで「女性」に売る 数字を上げる文章とデザインの基本原則

最後に、ターゲットと売る場所をはっきりさせた「ネットで女性に」という本を紹介したいと思います。

個人的にこういう女性らしさを全面的に出した本は好まないのですが(デザインもピンクだし時代錯誤感)、内容はけっこうよかったです。小さな会社や自分のネットショップなどで女性向け商材を売っていて、PRやマーケティング目的に文章を書いている人にはぴったりです。

実際、「消費全体の約7割が女性によってなされる」といわれています。家族全員の食、サラリーマンや子供の衣服なども、ほとんど女性(母)が主導権を握っているケースが多いからです。

女性の心を動かすということは、消費を、社会を変えることに繋がります。

やっぱり脳科学的に(?)女性ならではの心理ってあるので、細かい感情の揺れを作る表現だったり、引っかかるような言い回しというのはあるんですね。意外とロジカルに書かれていて、なるほどと思う点が多かったです。

 

まとめ:セールスライティングを身につければ文章力はさらに高まる

Saleswriting book 1

文章やライティングをひと通り勉強し、自分でも書いてみると、

「あれ、でもこれって誰に向けた何のための文章だっけ?」

という壁にぶち当たると思います。ブログでもそうで、書いているうちに自己満になってくることがよくあります。

そんなとき、セールスライティングに一度目を向けてみるのはおすすめです。

自分の文章によって何かを買ってもらったり、契約や入会につながったりという体験をすると、書いている意味もだんだんはっきりしてきます。目的を持って書き続けることができれば、相互作用的に文章力も上がっていくと思います。

文章で人生が変わった人はたくさんいますが、その中でもセールスライティングは一生モノのスキルになるので、書きながら勉強していきましょうー。

 

▼文章力の基本を身につける本はこちら

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おわり。

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