以前から訪れているよく白馬で、コワーキングスペースといえばココ!な「白馬ノルウェービレッジ」を紹介します。
スキー・スノボのイメージが強い白馬ですが、春夏秋のどの季節もとってもおすすめ。大自然を感じながらリラックスして働くワーケーションを強化しているエリアです。
白馬にはたくさんのコーヒーが美味しいカフェ、PC作業もできる電源&Wi-Fi完備のカフェがあるのですが、完全に仕事をする人向けの「コワーキングスペース」は少ないです。そんな白馬で知らない人はいないほど存在感のあるワークスペースがここ「白馬ノルウェービレッジ」になります。
村も協力してテレワーク推進の拠点となっていて、間違いなく快適に仕事できるスペース。設備や使い心地を詳しく紹介します。
Contents
大自然を感じるワーケーションに最適な「白馬エリア」とは
スペースの紹介をする前に「白馬エリア」の紹介を少し。
長野県の白馬村・小谷村・大町市の3つにまたがり10箇所のスキー場をもつエリアが、通称「HAKUBAVALLEY(白馬バレー)」といわれています。「白馬」という地名がブランド化している節があるけど、白馬村だけが白馬でもなかったりするのが初めての人にはややこしいところ(いろんな説がありますが)。
白馬といっても小谷村だったり大町市の白馬寄りだったりする中、今回紹介する「白馬ノルウェービレッジ」は八方のスキージャンプ台目の前にあり、まさに白馬の中の白馬にある施設。
白馬エリア一帯が観光地のため、「白馬ノルウェービレッジ」からそう遠くない範囲に飲食店やカフェ、ドミトリーから高級コンドミニアムまで選べる宿泊施設がたくさんあります。ワーケーションの選択肢には困りません。
そして白馬の魅力といえば、雄大な大自然。スキー・スノボができる冬はもちろん、グリーンシーズンの登山やキャンプなどのアウトドアアクティビティも楽しめ、仕事している場合じゃなくなってくるくらい素敵な地域。
アクティビティも楽しみつつ仕事も全力で!という人は、コワーキングスペースも大いに活用しながら滞在しています。
「白馬ノルウェービレッジ」は利用無料のコワーキングスペース
白馬駅から車で8分ほどのところに「白馬ノルウェービレッジ」があります。北欧ログハウス風の建物で、白馬はコワーキングスペースですらもこんなに温かみがあるのかーと嬉しくなります。大きな建物が2つあり、入り口から歩いて右側がコワーキングスペース、左側がイベントホールです。
エントランスはこんな感じのブルーのドアが目印。黒板にチョークで案内が書かれていて、お花がたくさん咲いていて素敵な感じです。駐車場はすぐ横のスペースにたくさんあり、満車で入れないことはまずないかと思います。
「白馬ノルウェービレッジ」の特長はこんな感じ。
- 北欧ログハウス風の木のぬくもりがあるワークスペース
- 電源&Wi-Fi完備、モニター貸し出し、個室ワークルームあり
- 隣には予約制の大きなイベントホールもあり
- カフェ併設で美味しいコーヒーが飲める(常時営業)
- 平日のみの営業、真面目なテレワーカーが多め
なんといっても常に無料なのが素晴らしい。白馬村が協力している施設なので、利用料金は取っていません。都会の感覚で来ると「ここが無料って何が起きてるの……?」という感じです。施設内を写真で紹介します。
メインワークスペース
入って右手がメインのワークスペース。中央に大きなテーブルがあり、壁まわりをぐるっと囲むように1人用の席がいくつか設置されています。この配置、他のお客さんが全然気にならないので、ひとりでがっつり集中したい人に人気です。
基本的に真面目なオフィスワーカー的な層が多く静かですが、電話やミーティングをしている人もいて、そこまで緊張感のある空気ではありません。
こんなふうに一人用デスクになってる。プラスチック製の固いチェアもあれば、やわらかく高さも変えられるオフィスチェアもありますが、朝から夕方まで終日席にいる人もわりと多いイメージなので、早いもの勝ちです。
少し写真が暗くなってしまったけど、天井が三角屋根になっていて開放感があります。
このタイプのウォーターサーバーが設置されているだけでなんだかオフィス感が増しています。ありがたい。
落ち着くカフェ併設で、仕切りはゆるめです
左側のスペースはカフェになっています。暖炉があり、ドライフラワーなどが飾られていて、ステンドグラスの照明も可愛くて、革張りのソファで。とてもゆったりとくつろげる空間。
美味しいハンドドリップコーヒーが頂けて、カフェスペースで飲んでももちろんいいし、ワークスペースのほうに持ち込んでもOK。
メニューにはホットチョコレートやチャイもあるのです。冬にはさらに最高ですね。
建物の一角がカフェ、という作りで、小さなカウンターで注文。なんだかいろいろ売っています。
左側の棚で仕切られたところは、オフラインの打ち合わせなどがしやすそうなスペースになっています。ホワイトボードもあり、何らかの白馬発プロジェクトに関する大事そうな会議がこちらで行われています。私も何度かこちらで打ち合わせ経験あり。
カフェスペースとワークスペースの仕切りは曖昧なので、ミーティングが入ったときはカフェのほうを使うなど、1日の中で柔軟に使い分けられるのもいいところ。
個室ワークスペース(ミーティングやチーム作業向き)
別館のほうには予約制の個室ワークスペースというか、シンプルな会議室があります。こちらの写真が2Fの大部屋で、6席ほどありました。
1Fには少し小さい、2席ほどのお部屋が。どちらの部屋でも料金は同じで、以下の料金設定になっています。
- 終日:2,750円
- 2時間:1,100円
- 2時間以降、30分ごとに550円
5時間以上使いたいときは終日料金にしてしまったほうがお得、くらいの設定です。
予約は前日の営業時間内まで。詳細は【白馬ノルウェービレッジ】スペースレンタル予約フォームを見てみてください。
個室が2つある別館のほうの1Fは広いホールになっています。こちらも予約制で使え、イベント利用なども相談ができます。
「白馬ノルウェービレッジ」のテレワーク用設備
空間はだいたいこんな感じ。設備はさすが白馬の王道コワーキングスペースだけあって、かなり充実しています。
電源&Wi-Fi完備
電源はこのような各席ごとにしっかりあり、どの席に座っても届かないことはないです。「白馬ノルウェービレッジ」はWi-Fiが速いのも嬉しいポイント。ちゃんと調べたわけではないからわからないけど、白馬で一番速いんじゃないかな?
モニター(ディスプレイ)貸し出しあり
モニターもあります!わりと全席レベルである台数はある気がするけど、たまに足りなくなるのかもしれないです。私の経験上、ノルウェービレッジでは半数以上の人がモニターを繋いで集中作業している。パソコン一台のリモートワーカーもいるけど、みんなしっかり仕事をしに来ている印象です。
私もこんな感じで活用させてもらっています(キーボード等は持参)。とても集中できるので、こんなブログも一瞬で書くことができました。
プリンター、各席にフロアスタンド、ホワイトボード
さらに、プリンターがあったので、印刷もできるようです。使ったことはないのですが、誰でも利用できそうです。各席にフロアスタンドが設置されているのも特長で、細かいところまで気が利いている感じがします。
スペース内にはホワイトボードなどもあり、オフィスとしての機能が揃っています。
「白馬ノルウェービレッジ」は白馬村協力の公共施設的なスペース
「白馬ノルウェービレッジ」はもともとYahoo!が運営していたこともあり、運営元を移行した今も、白馬村が協力して運営している公共施設的な立ち位置にあります。こんなに充実していて利用料が無料なのも、そういう経緯から。
公式サイトにはこんなメッセージがありました。
白馬村では「信州リゾートテレワーク」の推進にも取り組んでいます。満員電車に揺られることも、足早に行き交う人々とぶつかりそうになりながら会社へ向かうこともなく。都会のオフィス環境とは全く違うリゾート地・白馬で、どのように働くかはあなた次第です。コワーキングスペースとして連日利用されている方もいらっしゃいますし、ふとした出会いから新たなるビジネスチャンスが広がっていくこともあります。ここ白馬ノルウェービレッジからイノベーションを巻き起こすのは、あなたかもしれません。
白馬で事業をやっている人が集まっているので、出会いやビジネスチャンスもあるのが最大の特長かもしれないですね!
白馬エリアのイベント情報なども、ここに行けばひと通り手に入る。地域との繋がりを作るのにも役立ってくれる、重要な拠点です。
営業時間等の詳細は、以下のようになっています!
■営業時間:平日9:00〜19:00(土日祝休み)
■料金:ワークスペースは無料
【個室】
終日:2,750円
2時間:1,100円
※2時間以降、30分ごとに550円
※予約は前日の営業時間内まで。詳細は【白馬ノルウェービレッジ】スペースレンタル予約フォームより。
■住所:長野県北安曇郡白馬村北城3476
■公式サイト:https://hnv.jp/
■Instagram:https://www.instagram.com/hakubanorwayvillage/
白馬ワーケーションの合間に、美味しいランチもどうぞ。
▼白馬のおすすめレストラン
おわり。