これからキューバに行く人向けに、キューバ・ハバナのホセ・マルティ空港から市内へのアクセスについてまとめます。
日本からキューバに行く便はいくつかの経路がありますが、エア・カナダ(トロント経由)の深夜着便を選ぶ人が多いと思います。深夜着の便って、けっこう神経使いますよね……
でもキューバはわりと治安のいい国なので、深夜でもそんなに恐れることはありません。市内への行き方は簡単なので、ぜひ参考にしてください。
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ホセ・マルティ空港からハバナ中心へは約2.5km
![cuba-airport-access-9-ハバナ中心部.jpg Cuba airport access 9 ハバナ中心部](https://www.crocry.com/wp-content/uploads/2018/12/80f26ab9361d9155bc009c3ea7492c27.jpg)
この国会議事堂のあるあたりが、ハバナの中心「ハバナ・セントロ」です。
ホセ・マルティ国際空港(Aeropuerto Internacional Jose Marti)は中心部から見て南西の方角にあり、約2.5km離れています。これは、車で真っ直ぐに行けば30分ほどの距離。
場所はここで、カラフルな道を通って市内に向かいます。深夜だと見えないと思いますが、なんとなく雰囲気は感じられるはず!
電車はないので、移動手段はバスかタクシー。ファーストドライブを楽しみましょう〜。
ハバナの空港に着いたら。タクシーorローカルバスの2択
![cuba-airport-access-3-空港の広告.jpg Cuba airport access 3 空港の広告](https://www.crocry.com/wp-content/uploads/2018/12/cc7c4bce7749edc3aa4234421f109621.jpg)
ハバナの空港に着くと、さっそくこんなキューバ感溢れる広告がお出迎えしてくれます。ハバナ・クラブはキューバの有名なラム酒。お土産に買って帰るのを忘れないようにしましょう。
![cuba-airport-access-4-税関.jpg Cuba airport access 4 税関](https://www.crocry.com/wp-content/uploads/2018/12/e75fe7b2a1666f4e429298dfb8b1751e.jpg)
税関のあたりはこんな感じ。深夜着でも人がたくさんいます!閑散としている感じではないので、ちょっと安心。
![cuba-airport-access-5-ホセマルティ空港内.jpg Cuba airport access 5 ホセマルティ空港内](https://www.crocry.com/wp-content/uploads/2018/12/ec8292cbe11c95ca756b115e8cb07f6f.jpg)
ホセ・マルティ国際空港はコンパクトなので、迷うことはありません。市内へのアクセス手段はバスかタクシーがあり、比較すると下記のとおり。
【バスの場合】
- 料金:0.4CUP(約2円)
- 所要時間:約60分
- 乗り場:ターミナル2から徒歩10分ほどのところにあるバス停
【タクシーの場合】
- 料金:20〜25CUC(約2,000〜2,500円・交渉次第)
- 所要時間:約30分
- 乗り場:空港出口の目の前
なんと!ローカルバスだとたったの2円で市内まで行けちゃいます。ただし、バス停がけっこう遠い……。日本からの便はターミナル3に着くので、まずターミナル2まで移動し、そこからさらに10分ほど歩く必要があります。。
どうしても節約したい人の最終手段と思ったほうがよいかなーという印象でしたが、詳細な行き方はこのあと紹介します。
補足:キューバの通貨CUPとCUCについて
バスの料金はCUP、タクシーの料金はCUCと書いたのですが、キューバにはややこしいことに二重通貨制となっています。
これは本当にややこしくて、私も旅中はよくわからないままで、帰ってきて調べてやっと理解しました……。が、本当に歴史が絡んでいて相当ややこしいので、ここでは以下のように覚えておいてください。
- CUP=人民ペソで、キューバ人用の通貨のこと。国民向けの施設などで使える。CUPで買えるものはだいたい安い。キューバ国内でしか通用しない。
- CUC=兌換ペソで、観光客などキューバ人以外のための通貨のこと。海外からの輸入品などはこっちで購入。CUCで買えるものは高額。外貨との両替ができる。
安いならCUPがいいじゃん!?と思うかもしれませんが、これはあくまでキューバ人用のお金。観光客も使えないことはないのですが、ガイドブックなどには「節度をもってキューバ人たちの生活に入り込むようにしましょう」みたいなことが書いてあります。
社会情勢が大きく変動している国におじゃましている身なので、それなりに払えよってことかもしれません。
深夜便で着くなら迷わずタクシー
![cuba-airport-access-6-タクシー乗り場.jpg Cuba airport access 6 タクシー乗り場](https://www.crocry.com/wp-content/uploads/2018/12/55d8766745bebe88ab692b75622038a1.jpg)
深夜便で着く場合、そもそもローカルバスはもう走っていないです。。出口のところでこんな感じでドライバーが声をかけてくるので、交渉してイエローキャブに乗りましょう。
![cuba-airport-access-7-タクシーの列.jpg Cuba airport access 7 タクシーの列](https://www.crocry.com/wp-content/uploads/2018/12/a45b8013e4ddda36085a374e5d719b6f.jpg)
最初は25CUCと言われましたが交渉したら20CUCでいけました。2人で割れば1人1000円ほどなので、そんなに高くありません。
キューバはまだクラシックカーが走っている国ですが、空港からのタクシーは普通に快適な車でした。
深夜なのに陽気なサルサ音楽を流しながら、30分ほどで市内へ到着です。
ローカルバスのほうがいい人は?
![cuba-airport-access-8-バス乗り場.jpg Cuba airport access 8 バス乗り場](https://www.crocry.com/wp-content/uploads/2018/12/745a376a0b118aef382710bf71f91a02.jpg)
それでもローカルバスが気になる!という人もいるかと思います。ローカルバスがおすすめなのはこんな人。
- どうしても節約したい
- 深夜便ではなく昼間に到着する
- あまり重い・大きい荷物がない
- バス停まで時間をかけても行ける
- 満員でガタガタ揺れても気にしない
- 60分の乗車でも気にしない
市内でちょこっと乗るならいいですが、空港から60分かけて市内へ行くのはけっこうしんどい気がします。。
それでも乗りたい人は、バス停の位置はこのあたりみたいです。がんばってください!
帰りはCASAでタクシーを呼んでもらいましょう
![cuba-airport-access-10-CASA.jpg Cuba airport access 10 CASA](https://www.crocry.com/wp-content/uploads/2018/12/cuba-airport-access-10-CASA.jpg)
帰り、市内から空港に向かう場合は、宿泊先のCASAなどでタクシーを手配してもらうのがおすすめです。(CASAというのはキューバで普及している民泊。ここに泊まる人が多いと思います)
旅の途中で気づきましたが、直接交渉するよりも、CASAのオーナーの知り合いなどで手配してもらったほうが全然安く済むようです。
私は同じ空港→市内の距離で、帰りは15CUCでした(行きは20CUC)。こっちのほうが安心で安い!
以上、キューバ・ハバナのホセ・マルティ国際空港から市内へのアクセスでした。
これから行かれる方は、海外旅行保険証明書とツーリストカードの取得もお忘れなく。
![](https://www.crocry.com/wp-content/uploads/2018/12/cuba-touristcard-1.jpg)
▼キューバの街並みはこんな感じ
![](https://www.crocry.com/wp-content/uploads/2019/02/oldhabana-0.png)
![](https://www.crocry.com/wp-content/uploads/2019/02/oldhabana-0.png)
![](https://www.crocry.com/wp-content/uploads/2019/02/oldhabana-0.png)
▼キューバに行ったら飲みたいカクテル
![](https://www.crocry.com/wp-content/uploads/2019/01/cuba-cocktail-1.jpg)
![](https://www.crocry.com/wp-content/uploads/2019/01/cuba-cocktail-1.jpg)
![](https://www.crocry.com/wp-content/uploads/2019/01/cuba-cocktail-1.jpg)
おわり。