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英語はできるだけ若いうちに学ぶべきと、大人になった今思う

「英語を学ぶなら若いうちがいい!」

といわれる一方で、

「何を始めるにも遅いなんてことはない!」

ともいわれます。

どちらもわかりますが、私は自分の経験的に、「英語を学ぶこと」を頑張るなら無条件に若さが大事だと思いました。残酷なことに、若ければ若いほどいい。

賛否両論あるかもですが、そう思うようになった理由をシェアします。

自分の経験:普通の学生が21歳で英語を学び、アラサーに

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最初に私の経験を話すと、19歳・20歳あたりで旅で海外に行きまくり、21歳でカナダに1年ほど住みました。

受験勉強は頑張ったのでベースの英語力はあったけど、普通のどこにでもいる学生くらいのもので。それでも旅ってなんとかなるんですよね。コミュニケーションはわりと取れていた気がします。

カナダに行ったのは、いわゆる「語学習得のための留学」ではなく、ふつうに個人で手配してワーホリでした。民間の語学学校に通い、旅を挟みつつ、バイトしたりしてました。

 

そのとき残酷にも感じたのは「今来れて本当によかった」ということ。

ワーホリのボリュームゾーンは20代中盤なので、当時まわりの日本人は、仕事を辞めて来ているお姉さんお兄さんばかり。超お世話になったので本当にこんなことを言うのは申し訳ないのですが、「数ヶ月ぶりに会っても英語力が全然変わってない」という人が多く、年齢のハードルを感じました。

人によるのでは……?と思うかもですが、当時の私は明らかに「年齢」による差を感じてしまったんですよね。

なんとなく仮説だけだったその理由が、自分がアラサーになった今また海外に来て、感覚的にわかるようになりました。

「英語が伸びた」と感じた瞬間

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今もまだまだ足りなさを実感することも多いなかで、一番ちゃんと英語を頑張っていた21歳当時のことを思い返してみると、自分で明らかに「英語しゃべれてるな」と感じた瞬間が3つあります。

  1. トラブルにあう
  2. 喧嘩をする
  3. 飲んで遊びまくる

こちらです。それぞれのシチュエーションはこんな感じ。

1. トラブルにあう

海外生活はハプニングの連続です……。たとえば私は携帯が不良品に当たってしまい、何度も携帯屋と交渉するハメになりました。

日本でもよくわからないことを、電話したりお店に行ったりして聞きまくり、なんとか解決。さらにMacBookもネットワークトラブルがあり、現地のApple Storeに店員さんに覚えられるほど通い詰めました笑

家関係のトラブルも多かったです。カナダではシェアハウスをオーナーと直接契約するのが一般的なのですが、合わなくて出ることになったり、追い出されてホームレスになりかけたり、いろいろありました。

「自分で解決するしかない」という状況になると、とりあえず知ってる言葉で伝えるしかないので、トレーニングになります。

2. 喧嘩をする

職場に合わないおばさんがいて、毎日ケンカしていました笑

今思うと若かったなあって感じなのですが、当時の私はけっこう日本人らしく几帳面に仕事をしていて、カナダならではのルーズさが不満で仕方なくて。なんでこうやらないの?みたいなことをいつも言っていた気がします。ちなみに、年上だけど上司ではなく同じ立場の同僚でした。

向こうも日本人の小娘がなんか言ってて気に食わないのか、顔を見るたびに嫌味を言ってくるようになり。。最初はカタコトでしか反論できず悔しかったのですが、なんだか気づいたら流暢に言い返せるようになっていました。

ケンカって、自分の意見をはっきり伝える必要があり、かつスピード感や勢いもあるので、かなり鍛えられます。怒鳴るとか取っ組み合いとかはダメですが、口論するのはおすすめ。

3. 飲んで遊びまくる

お酒の力を借りて、普段言えないようなことが言えたりした経験ってありますよね。それは英語でも同じです。恥ずかしさとかシャイな壁が取っ払われ、なぜか突然スラスラしゃべれるようになったりします。

飲みの場では生のネイティブな英語が飛び交うし、話題もだいぶくだらなかったりするので、学校で習うような英語とは全然違います。ノリに任せて聞いて話してって繰り返しているうちに、伸びを感じました。

クラブ通いもおすすめで、なぜならうるさくて声が聞こえないからです笑

全然聞こえないのでヒアリング力が鍛えられるし、自分も大きな声でクリアに話すしか伝達手法がなく、英語らしい発音のコツが自然に掴めてきます。

気づいたかもしれませんが、これ全部、アラサーになってしまうと少し難しい。。

今はもう海外も慣れてトラブルにも余裕で対応できるし、性格が落ち着いたのでケンカすることも減りました。クラブもあまり行かないし、お酒を飲む機会すら減っています。

やろうと思えばできるけど……若いうちのほうが機会は得やすい。失敗もしやすいし。そう思うと、圧倒的なハードルを感じます。

知識の吸収力と、発音矯正の柔軟性もぜんぜん違う

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21歳の当時と現在を比べてみると、逆らいようのない生物的衰えによる差も感じます。

知識の吸収力が低くなってるーーと感じます。たとえるなら、新品のスポンジが使い古されたスポンジになった感じ。

これが、全く新しい概念を学んでいるなら状況は変わると思うのですが、だらだらと人生につきまとっている「英語」を、学び続けているからだと思います。

発音の面でも凝り固まってるーーと感じます。日本でも英語を話す機会はぼちぼちとあったものの、発音というのは口周りの筋肉と舌使いの問題なので、筋トレと同じで継続しなければ衰えていきます。

また取り戻そうとするのですが、これがけっこう難しい。。耳で聞いて違いはわかっているのに、若いときほど思うように理想の音が出てこず、虚しくなったりします。

大人になると、捨てられないものが増える

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そして最後に、致命的な事実として、歳を重ねれば重ねるほど捨てられないものが増えていくのが人間です。

「日本のすべてを捨てて、留学に来た」

みたいな人はいいですが、多くの人は自分の生活とのバランスを取り、日本社会との接点も持ちながら、いろいろ折り合いをつけつつ学んでいく状況にあるはずです。

日本のネットニュースはチェックしてしまうし、
日本語の本を読んでインプットする時間も必要だし、
日本の友達と連絡も取り合うし、ドラマなんかも少しは見たい。。

 

最近だとリモートで仕事をしながら海外に行く、という人も多いです。

仕事はけっこうマインドシェアが取られるので、日本語を使って仕事をしている限り、完全に英語脳になるのは難しい。

いま英語力がAdvancedレベル以上という大人のほとんどは、「夢まで英語で見て、英語で物事を捉えたり考えたりして、すっかり英語脳になる期間」を必ず人生のどこかで経験しています。こういう状態を作り出すには、歳を取るほど捨てなければならないものが多くなります。

無理とは言わないけど、必要な覚悟の大きさが違ってきますよね。思ったよりたくさんのものを得ながら歳を重ねているはずですよ、みなさん。

「何をするにも遅いなんてことはない」けれど

もう遅いから諦めろとか、歳を取ったら挑戦するなとか言いたかったわけではありません。

いつだって今が一番若いんだから、すぐにでも行動に移すべき。

むしろ、留学・ワーホリ・移住・英会話スクール通いなどを迷っている人は1日でも若いうちにやったほうがいいと思い、こんなことを書きました。

 

言語にリミットはないので、TOEIC900点でも世界レベルで見れば中級くらい。私もまだまだ全然だめだなーと思います。

とりあえず、これを読んでくれた人が今何歳でもいいので、体験に基づく7年越しの感覚を参考にしてもらえればと思います。

おわり。

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