2019年は日本とオーストラリアを行ったり来たりしていたのですが、ほぼスーツケースひとつで生きてみました。
今年のはじめに家を退去し、家具や服をほとんど捨てて、最低限の残しておきたいものだけダンボールに入れて実家に置かせてもらい、持ち運ぶものは少なめに。
家も固定では借りずに転々としていました。
スーツケースひとつで生きたら「お金」と「時間」が増えてとてもよかった話をします。
Contents
スーツケースひとつで生きることにした理由
これはもう必要に迫られて、、なのですが。
海外と日本を行ったり来たりするうえで、所有物が足かせになるのが嫌だったからです。
昨年からなるべく「持たない暮らし」を心がけ、ソーシャルアパートメントという共有型住宅に住んでいました。いわゆるシェアハウスとも違う、いいとこどりの形態。
▼ソーシャルアパートメント暮らしや価値観についてはこちらもどうぞ
引っ越した当初は、家があるって素晴らしいなーみたいなことも書いていて、人並みに物を持っている生活でした。
しかし人生の転換があり、身動きが取りやすいようにしたいな、と。
家具はほとんどシェアメイトたちに譲り、メルカリで売れるものは売りさばき、ベッドや冷蔵庫といった大物家具・家電も処分。そしてミニマリスト気取りになりました。
持ち物は「部屋のなかで使うもの」だけ
これが愛用しているスーツケースで、最大77Lくらいの容量になります。
「スーツケースひとつ」と書いたのですが、これに小さめのバックパックとハンドバック的なものもあるので、実際はひとつじゃないですね笑
基本的に持っているものは、「部屋のなかで使うもの」だけです。なので、
- キッチン用品
- 掃除用具、整理のための収納家具
- 洗面・トイレ用品
- 乗り物(自転車とか)
は持っていませんでした。
前に旅の持ち物をまとめた記事なんかも書いているのですが、最近はこれがほぼそのまま全持ち物になりつつあります。。
モノも改めてまとめなきゃですね!
スーツケースひとつの中身
ここではざっくりになりますが、今持っているものはこんな感じ。
- 衣類(夏物)
- ガジェット類(Mac、タブレット、Kindle、iPhone、それらの充電器)
- 貴重品まわり(お財布、パスポート、重要書類)
- 化粧品(ポーチひとつ)
- 洗面用品(シャンプーとか、その場で)
- 本少し(基本は電子書籍)
- ドライヤー
意外とかさばるのが、洗面用品というか、美容・健康に必要なもの……?ケア系の液体とかが多いんですよね。
それ以外は、わりとミニマルに抑えられていると思います。モノはお気に入りばかり!
メリット:「片付け」「整理」という行為が人生から消える
スーツケースひとつで生きる最大のメリットは、人生から
という行為が消えることです!
何かやらなきゃいけない仕事や勉強があるときに「なぜかデスクの上を片付けだしてしまう」とか、休日に手持ち無沙汰なときに「なぜか掃除を大規模に始めてしまう」とか、土曜日の午前中に「散らかった部屋を片付けて気分爽快」とか、ありませんか?私はよくありました。
でも考えてみたら、そういう「片付け」「整理」に費やしている時間ってかなりの割合を占めているし、いくらスッキリするとはいえ、やらなく済むならそれに越したことはないですよね。これがなくなったことで、時間が増えたように感じる。
部屋でじっとしているとき、目に入るものが少なく目移りするということがないので、やるべきことも明確になります。
「思考がシンプルになる」とかいうよく聞く精神論とはちょっと違うのですが、単純にモノが少ないのでできることが限られていて、無駄を省くことができます。
モノを買わなければお金も使わないし、今持っているモノの維持とかでお金がかかることもない。「時間」と「お金」が増えていきます。
課題:趣味を楽しむために必要なものが増えてきた
スーツケースひとつで生きるのは良いこと尽くめなのですが、最近は「趣味のためのアイテム」が増えてきて、実はスーツケースには収まっていません笑
などですね。
モノが減ると、生活に余白が生まれます。要するにわりと暇な時間が増える。その暇に何をしようーと思ったとき、「遊び」が浮かび上がってきます。その「遊び」のためにアイテムが必要なことに気づく。
という感じ。結局この記事は「スーツケースひとつじゃ無理だな」という結論になっているのですが笑、やってみたらいろいろと気づくことがあったので、おすすめです。
来年はどういうモノを持って生きようかなーと、考えています。
おわり。