2018年2月、スノーボードをしに北海道に行ってきました!
今回拠点としたのは「帯広」でした。帯広からレンタカーを借りて移動すれば、複数のスノーリゾートをハシゴできます。
がしかし、、JR帯広駅の周辺は正直何もないので(ごめんなさい)、「食」を全力で楽しむ観光がおすすめです。
帯広駅周辺はわりと閑散としていますが、美味しいものの宝庫でした。これをなぞれば2泊3日は楽しめるくらいの「帯広グルメ」を紹介します。
Contents
帯広ってこんな街
「ザ・北海道」な風景が広がっているのが北海道・十勝エリア。その中心都市が帯広市です。
酪農が盛んな十勝エリアは、食糧自給率がカロリーベースで1000%を超えるとかなんとか……。ミルクなどの原料が豊富にとれるので「お菓子づくりの街」ともいわれていて、国内有数のスイーツタウンでもあります。
「帯広空港」と「JR帯広駅」があり、それなりに栄えている都市って感じです。駅前にはビジネスホテルがたくさん。
今回はスノーボード目的で北海道に行ったのですが、サホロやトマム、富良野への玄関口としても有名です。
ちょっと駅から離れると、人けのない一本道が……笑
冬は気温が−10℃前後になるけど、晴れている日はカラッと空気が澄んでていい感じ。除雪もされているので、ひたすら空気が冷たいだけで想像よりは過ごしやすかったです。
▼帯広はここです
帯広空港からJR帯広駅への行き方
帯広空港からJR帯広駅前までの連絡バスが出ています。空港にある販売機でチケットが買えて、値段はぴったり1000円。
駅前だけでなく周辺のビジネスホテルなどぐるっと回ってくれるので、ルートを確認して適当なところで降りればOKです。
それではグルメを紹介しますー。
六花亭 帯広本店
バターサンドが有名な「六花亭」の帯広本店があります。
街の真ん中にどーんと大きな店舗があり、1Fは売り場、2Fはカフェになっています。お土産を大量に買い込んでいる奥様方がたくさんいました。
これは「雪こんチーズ」というお菓子。賞味期限が2時間なので、その場で食べるしかない激レアグルメです。カフェに入らなくても、1Fの販売スペースの横で買ったものを食べられて、美味しいコーヒーが無料で頂けます!ちょっとした休憩にも最適。
他にも、「柳月」や「クランベリー」といっお菓子屋さんが徒歩でまわれる範囲にあります。さすがスイーツタウン。
■六花亭 帯広本店
住所:北海道帯広市西2条南9丁目6
電話:0155-24-6666
営業時間:9:00~1830
» 六花亭 帯広本店|公式サイト
» 六花亭 帯広本店|食べログ
帯広のソウルフード「インデアンカレー」
帯広市民のソウルフードらしいです。一見ふつうのチェーンカレー店だけど、生活への溶け込み具合がすごい。
帯広では地域の会合や子どものスポーツ大会など、ことあるごとに「インデアンカレー」が鍋ごとお届けされるのが普通みたい。
また、帯広のお母さんたちは鍋を持ってインデアンの店舗に行って、ルーだけ買ってくとか。文化ですね。
(そんな感じだから、CoCo壱が進出できないらしい笑)
シンプルなインデアンルーのカレー。いろんな野菜やスパイスの旨みがぎゅっと閉じ込められてる感じ。味のまとまりとバランスに驚きます。
牛肉をふんだんに使用し、数十種類のスパイスで熟成されたカレーです。辛さも控えめでお子様から大人の方まで安心して召し上がれます。十勝の定番カレーです。
ーカレーショップインデアン公式サイトより
辛さレベルは選べます。めちゃくちゃ美味しかった!
■カレーショップインデアン まちなか店
住所:北海道帯広市西2条南10丁目1−1
電話:0155-20-1818
営業時間:11:00~21:00
» インデアンカレー|公式サイト
» カレーショップインデアン まちなか店|食べログ
定番の帯広名物「豚丼」
帯広名物といえば!豚丼!
これだけのために帯広に来る人がいるほど「豚丼」が名物なんです。
駅前だけでもいくつかのお店があるのですが、なかでも様々なメディアに取り上げられていて有名なのが「元祖 豚丼のぱんちょう」というお店。駅から2分ほどのわかりやすいところにあり、休日は観光客で行列ができています。
こちらもいいと思うのですが、あえて別の「豚丼のはなとかち」というお店をおすすめします!
ぱんちょうから歩ける距離にあり、外からはちょっと様子がわかりづらいお店。穴場なのかもしれません。
完全に好みの問題だと思うのですが、以下のような特徴があります。
- ぱんちょうに比べて、はなとかちの豚丼は脂身が少ない
- ロースとバラ肉が半分ずつの「半ばら豚丼」が食べやすい
- そんなにボリュームが多くない
- 店内がそこまで混雑していない
がっつりボリューム&脂身たっぷりがあまり得意じゃないな……という人(私と食の好みがあう人)には、こっちがおすすめかも。
平日のランチ帯に行きましたが、地元の人や外国人観光客がパラパラといました。名物・豚丼はぜひとも食べておきましょう!
■豚丼のはなとかち
住所:北海道帯広市大通り南12丁目2-4
電話:0155-21-3680
営業時間:11:00~19:00(中休み 15:00~18:00)※火曜定休
» 豚丼のはなとかち|公式サイト
» 豚丼のはなとかち|食べログ
個性的なBAR&居酒屋ストリート
地方都市らしく、地域密着な感じのこじんまりしたBARや居酒屋がたくさんあります!帯広の人はけっこう気さくに話しかけてくれるので、たのしく一緒に飲めるかも。
私が行ったのは、地図でみるとこのあたりの通り。他にもいろいろあると思うので歩きながら気分で入るのがおすすめですが、夜はだいぶ寒いので、目星をつけて出かけたほうがいいかもですね。
街歩きは昼間にしましょう。
農家バル FOODBABY
北海道といえば新鮮な野菜!
地元の農家直送の美味しい野菜が食べられる「農家バル」がありました。ひとりでも入りやすい明るい雰囲気のお店です。
バーニャカウダと3種のチーズ盛り。野菜がみずみずしすぎて焦る。チーズも最高だし盛り方がきれい。
「ゆり根の丸揚げ」というやつ。ゆり根ってなんだろう……?はじめて食べたけど、玉ねぎの歯ごたえ増した感じでとっても美味しかった。塩でも、オリーブオイルでも、ソースでも。
この日はひとりだったので、お一人様用に量を調整して出してくれました!親切!すべてのメニューが美味しすぎるうえ、ワインもオーガニックのものとかを出していて、うっかりすると止まらなくなります。
お会計が7000円いったのは内緒。
■農家バル FOODBABY
住所:北海道帯広市西2条南9丁目20−1
電話:0155-94-3976
営業時間:17:00〜23:00(金土は〜1:00)
» 農家バル FOODBABY|公式サイト
» 農家バル FOODBABY|食べログ
帯広市民の憩いのカフェたち
スイーツの街帯広はカフェもクオリティが高い。数は少ないですが、地元民たちに愛されているおしゃれなカフェをいくつか見つけました。3店舗紹介します。
CAFE GREEN
駅から歩くのはちょっとしんどいかもしれません。頑張ればいけます。
- 雰囲気よし、内装かわいい
- コーヒーとても美味しい
- ケーキや食事もメニューたくさん
パーフェクトなカフェでした。
インテリアは落ち着く感じ。つい長いしたくなる雰囲気です。平日の昼間に行きましたが、地元の若い人からお年寄りまでまんべんなくくつろいでおりました。このあたりだと車で来る人も多く、数台分ある駐車スペースがいっぱいでした。
カフェのケーキっておまけ程度なところも多いけど、スイーツの街だけあって帯広ならどこのカフェに行っても上質なケーキが食べられそう。
みんな朝でもコーヒー&スイーツ。生クリームたっぷりのケーキとかも、クリームの質がいいと胃もたれとかしないのかもしれない。スイーツが根付いてるなーと感じました。
食事のメニュー数が豊富。ディナーでも十分満足できそう。
全面喫煙席なのがちょっと残念ですが、地方はそんなもんなんですかね〜
■CAFE GREEN
住所:北海道帯広市東三条南3-4-1 池田ビル1F
電話:0155-27-3751
営業時間:8:00-翌1:00
» CAFE GREEN|食べログ
USAGI
小さな一軒家カフェ。シックな外観が雪に映えますね。
- ものすごいアットホーム感
- 常連さんがたくさんいる
- ケーキもランチも美味しすぎる
こちらもかなりおすすめ!
古民家を改装してカフェにしたらしく、落ち着ける内装です。
食事はバランスのいいヘルシーメニューにこだわっていて、特に若い女性や主婦に人気がありそうだなーという感じでした。日替わりランチやその日のおすすめがあるので、黒板必見です。
あさりと舞茸のうどん。とろみがあってあさりの風味がきいてる!
アーモンドラテまで飲んでいく長居っぷり。何時間でもいれそう。
場所はビジネスホテル街とは反対側の、長崎屋があるほうです。徒歩5分くらいで行けます。
■USAGI
住所:北海道帯広市西6条南15丁目8
電話:0155-23-4885
営業時間:11:00-20:30※月曜定休
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Atelier cafe’ Marron – アトリエカフェマロン
画像出典:Atelier cafe’ Marron – アトリエカフェマロン Facebookページ
最後にこちら。動物や鳥の小物がたっぷり飾られた、可愛すぎるカフェです。
パッチワークのチェアとかがかわいい。壁のデコレーションもかわいい。細かいものがたくさんあって、女子好みのお店ですね。
ボリューミーなスイーツがいろいろ。「思いっきり可愛いお店で甘いもの食べるぞ〜!」という人は、かなり好きだと思います。私は今回は入らなかったのですが、次はぜひ行きたい!
■Atelier cafe’ Marron
住所:北海道帯広市大通南10丁目19−1
電話:0155-27-8383
営業時間:11:00-23:00(土日14:00〜)
» Atelier cafe’ Marron – アトリエカフェマロン|食べログ
まとめ:スノーボード前後は帯広グルメを食べ尽くすこと!
ほぼ自分が行ったお店から紹介しました。(一部「行きたかった」お店あり)
車があれば行動範囲が広がるので、もっとおすすめしたいお店があるのですが、とりあえずJR帯広駅から徒歩圏内でまとめてみました。
帯広だけだとちょっと退屈しちゃうかなーと思うので、北海道の極上パウダーでスキー&スノーボードも楽しみつつ、帯広グルメも堪能するプランがおすすめ。
北海道旅行、楽しんでください〜!
▼小樽もグルメが最高
▼ニセコにも行ってきました
おわり。