広報PRを始める人が最初にぶち当たる壁は、プレスリリースの作成・配信です。
プレスリリースとは、メディアや各ステークホルダーに向けて企業情報を発表するための公式なお手紙のこと。昔は「メディア向け」の要素が強かったけど、最近は一般人もふつうに読みます。
世の中のニュースやトレンド情報の多くは、企業から配信される「一次情報」をもとに生み出されているため、その“ニュースの原液”となるプレスリリースの作成は責任重大といえますね。社会をつくっているわけですから。。
PRパーソンとしてプレスリリースを累計200本以上(たぶん)書いてきた経験をもとに、このブログでは何本か書いてきた記事たちをまるっと1本にまとめます!
▼この記事を読むとわかること
- プレスリリースの基本、書き方
- プレスリリースの配信方法
- プレスリリースの配信時間、タイミング
- プレスリリースのジャンルごとの違い
- 上級者のためのプレスリリースTIPS
Contents
プレスリリースとは何なのか?基本を押さえよう
プレスリリース書かなきゃ!となったら、まずは最近話題になっている企業のプレスリリースを見たりして、感覚的にどんなものか掴みましょう。
PR TIMESなどを見れば、毎日たくさんのプレスリリースが掲載されていきます。
▼まずは基本の書き方を抑えましょう。
▼プレスリリースにはさまざまな効果があります。メディアに掲載されるだけじゃないよ。
▼最近は「プレスを打つ」という言い方をする人がいるように、プレスリリースの位置付けが間違って解釈されていることが多いです。本質を知りましょう。
適切にプレスリリースを届ける配信方法
プレスリリースの書き方がわかったら、次に配信方法を学びます。
書いたものをしっかり届けたい人に届けるためには、配信サービスやメディアリストについて知る必要があります。
▼プレスリリースの配信には有料配信サービスを使うのがおすすめ。無料でもできますが、サービスの選び方を解説しています。
▼「メディアに配信すること」が本質なので、配信サービスとは別に自社だけのメディアリストも作りましょう。これはプレスリリース配信だけでなくすべての広報活動のベースとなっていきます。
読んでもらえるプレスリリース配信のタイミング
次に、配信サービスや自社メディアリストを使って配信するときの、タイミングの話です。
プレスリリースは内容そのものはもちろん、同じくらいタイミングが重要。時間単位で「読まれやすいタイミング」を把握して、大型連休なども考慮して配信時期を判断できる人になりましょう。
▼1週間のなかでプレスリリース配信に適したタイミングはこれ!
▼お盆やGW、年末年始などの大型連休にプレスリリースを配信することのメリット・デメリットをまとめました。
ジャンル特化型、プレスリリースの書き方
一般論がわかったら、自社に応用していきましょう。
ありとあらゆる業種・規模の企業があるなかで、得意ジャンルである「スタートアップ」と「飲食店」に特化した記事を書きました。数が少なくてすみませんが……。
▼スタートアップは大企業のマネをするだけでは上手くいきません。スタートアップならではの気をつけるポイントはこちら。
▼どんなに小さな個人店でも、プレスリリース次第では取材殺到店になれる可能性を秘めています。飲食店PRは最も得意とするジャンルです。
上級編:さらに上を目指すためのプレスリリースあれこれ
ここまでで十分プレスリリースのことはわかると思いますが、さらに上級編として、緊急時の対応方法や、もっと効果的にプレスリリースを使う方法です。
▼プレスリリースは重要書類のため、間違った情報を流してしまった場合の対応方法も知っておきましょう。この対応次第では、広報としての評判を上げられることも。
▼実は、プレスリリースだけをどんなに頑張って書いても、本質的なPR活動としては限界があります。なるべく企画の上流からPRパーソンをかかわらせていきましょう。
▼プレスリリースに加え、ニュースレターも併用すると効果倍増です。最近はオウンドメディアがこれにあたるため、そのあたりも頭に入れておきましょう。
まとめ:広報PRの基本はプレスリリースから
これでプレスリリースについてはわりと網羅できていると思います。
また関連の記事を書いたらどんどん足していきますね。プレスリリースについての疑問や質問、ちょっと見てほしい!など、お気軽にお問い合わせからご連絡ください。
最近は、
「プレスリリースなんてもう読まれない時代」
「メディアはプレスリリースよりも個人を見てる」
「プレスリリース一斉配信はもう古いやり方」
とか言う人も増えていますが、今でもメディアの方々はきちんと書かれたプレスリリースは見ています。これは経験から断言します。
プレスリリースをどう書くか
=自社の情報をどう社会に見てもらいたいか
なので、侮ることなくしっかり書けるようになりましょう。
他にも広報PR関連の記事をいろいろ書いているので、あわせてご覧ください!
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おわり。